人間関係で悩むとき「自己肯定感の低さ」が原因になっていることがあります。
自己肯定感は一朝一夕に形成されるものではなく、育つ環境で長い時間をかけてはぐくんでいくもの。
いくら人間関係の問題が「自己肯定感にある」と言われても、これまで持ったことがない人にとっては何をどうすればいいのか分からないのが現実なのではないでしょうか。
具体的に何をすれば良いのかを知らなければ自己肯定感をあげるのはなかなか難しいですよね。
この記事では親から否定されて生きてきたわたしが、自分自身を肯定することができるようになった方法をご紹介していきます。
自己肯定感の低さを完全に克服することは難しいと感じていますが、それでも生きていく上でこの方法を試してきたことで随分と生きやすくなったなと感じるようになれました。
他者比較や人から言われたことによって自信を失ってしまい落ち込んでしまってなかなか浮上出来ない。そんな人におすすめの方法です。
【自己肯定感UP術】自分に自信を持たせる方法
![](https://i0.wp.com/ito-magazine.com/wp-content/uploads/2021/12/sydney-rae-geM5lzDj4Iw-unsplash.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
【自己肯定感UP術】
自分に自信を
持たせる方法
ご紹介の方法は継続することで落ち込みグセを直したり自己肯定感の低さを改善するの役に立ちます。
最初は自己肯定感の低い自分を否定しなければならないので少し辛いですが、作業的に行うことで習慣化させるのが大事です。簡単なプロセスで効果抜群なので是非トライしてみてください。
行動をおこすための習慣を作る
それをみたらこのプロセスをやるんだと思い出す目印を作っておきます。
行動につながるものにすると効果的です。
例えば
- 枕元にノートと書くものを置いておく
- スマホを開けたらメモを開く
直接的なものは何だか気分が乗らないな…と言う人は、時計を見たらとか朝のラジオを付けたらとかでも良いです。
どの方法でも数日は意識的にやらなければなりませんが、習慣化すると反射的に行動を起こせるようになります。
その日に達成できる簡単な目標を書く
あまり負荷のかかる目標はかえって挫折する場合があるので、簡単なもので必ずやることを2~3個でよいです。
例えば
- 朝食を食べる
- 鏡の前で笑顔作る
- 食器を洗う
- ヒールを履く
- エスカレーターじゃなく階段をつかう
などなど。なんでもよくてとにかく出来ること、必ずやることを書きます。
どんなことでも書いた事を達成できた!という事実がここでは大事です。
その日に出来たことを書く
これもすごく簡単な事でよいです。
目標を書き忘れたとしてもやったことや出来たことを書く方が大事です。
例えば
- 洗濯した
- 買い物に行った
- 友人と話して笑った
- 犬の散歩をいつもより長く行った
- 仕事をした
このように客観的に自分がどうやってその日を過ごしたのか、行動した部分だけを観ます。
行動のみを書くのがポイントです。
そしてここではできなかったことは書かないこと。
否定の言葉を書くと脳はそれを自己否定と捉えて肯定感がさがってしまうため。
出来た自分を褒める
そして出来たことに対して自分を褒めます。
- ごはんちゃんと食べた!えらいぞ私!
- 朝起きれたね!すごいぞ私!
- 沢山笑った!いい時間すごせたね、私!
- 猫と遊んで猫を喜ばせたね、私!
- 仕事の机を片付けたね、頑張ったね私!
このようにして日常で普通にやることを褒めていきます。
慣れないうちは褒め言葉自体が出てこない場合があります。
褒め方のバリエーションが必要だなと気づくのもポイント。
秀逸な褒め言葉のバリエーションを持っていると他人とのコミニュケーションでもものすごく役に立つので色んな言葉で自分を褒めます。
自分を褒めることを習慣化する
上記の行動を習慣化するためにまず2週間続けてみましょう。
「わたし頑張った」「わたし今日はこんなことできた」
簡単な言葉でよいので毎日声にして言うこと。はじめはセリフのように感じますがだんだん慣れてくると心地よい習慣になります。
習慣化するまでは意識的にやろう!と思わないといけないですが、慣れると無意識に出来るようになります。
まとめ
出来たことを褒める習慣をつけるとまず自分自身の顔つきが変わってきます。
人から褒められたらうれしいですが脳は主語を理解しないので自分で褒めても良いわけです。
キレイと褒められて育つと綺麗になる。
可愛いと褒められてそだつと可愛くなる。
褒められているとそのようになります。
人から褒められることを期待していると、褒められなかったり、イヤな事言われた時にいちいちこころが反応してしまうので疲れるはずです。
このスキルを持つと人生で幸せに感じる時間が何て大切で貴重なんだという事も分かるようになります。
そして対人関係でも人の心に響く褒めが言えるようになるとかなり良い関係性を築くことができるようになります。